職業のみで結婚相手を選ぶことは少ないでしょうが、結婚相手として意識しているパートナーが教師だった場合。

こんな風に、不安にも似た疑問を抱くことはあるかもしれません。
そこでこの記事では、「教師と結婚するとどうなるのか?」という疑問をもつあなたに向けて、教師と結婚してよかったことと辛かったことを紹介していきます。
動画でもわかりやすくまとめています。
目次
教師と結婚して、よかったこと
まずは、教師と結婚したからこそ得られる幸せとか、他の職業では実現が難しい内容について紹介していきます。
教師の安定性は、結婚に大きなメリット
教師といえど
- 公立
- 私立
で立場はちょっと違ってきますし、
- 教諭(採用試験に合格したもの)
- 講師(講師登録をして教師をしているもの)
なんかでも、大きく変わってくるでしょう。
何れにしても、教師は安定していることに違いはありません。
「教師の給料公開」の記事でも話していますが、例えば高校教師の場合、平均年収は30代で約520万円です。
- 30代前半で、民間サラリーマンの平均年収(400万円台)以上の収入がある。
- 年2回のボーナスは(ほぼ必ず)支給される。
景気や社会情勢に左右されるとはいえ、収入面で不安になることは少ないでしょう。
お金に関してはこちらに詳しくまとめてあります。さらに知りたい人はどうぞ。
雇用面(リストラ等)や待遇についても、民間のそれに比べれば良い方です。
今後の日本経済や状況を考えると一抹の不安があるのも事実ですが、教師と結婚すれば安定する(安定しやすい・生活基盤を築きやすい)と言えるのはほぼ間違いないでしょう。
懲戒処分を受けるなど法律違反等をしない限り職を失う心配が少ないのは、結婚してからも安心して生活が送れると同じ意味です。
市内や県内で異動はありますが、転勤というほどじゃありません。
仕事のために引っ越したり単身赴任したりすることもないので、単身赴任や転勤が嫌だと言う人も安心ですね。
子どもの教育に関して、積極的に関わりたいと思う人が多い
先ほどの安定性の話は、教師に限らず公務員全般に言える事でしょう。
そうではなくて教師に多いものとして挙げるなら、子どもの教育や育児に熱心なことです。
これも、教師と結婚して良いことだと言えます。
育児はパートナーの協力があればあるほど、子どもの成長にとって良い方向に進みやすいと感じます。
どうしてもトラブルや問題を抱える家庭は、シングルに多い傾向がありますからね。
他人の子どものみならず、我が子の育児や子どもの教育について積極的に関わろうとするケースが多いのが教師。
特に、男性教師と結婚した女性が「育児にも積極的にかかわってくれるため、ありがたい。」と感じる人は、多いようです。
子どもが大きくなったら、勉強をみてあげられるのも大きなポイントかもしれません。
ただし、教師の子どもだからと言ってグレないか? というと、これはまた別問題。
私の知り合いでも、たびたび学校や警察のお世話になっている教師の子どもがいましたから。
何れにしても、教師は我が子の育児や教育について、積極的に協力しようと考えている人は多いです。
産休や育休が(民間と比べて比較的)取りやすいというのも、要因の一つかもしれません。
安定性と育児等への関心の高さは、教師と結婚して良い点と言えるでしょう。
教師と結婚して、嫌だったこと
それでは反対に、教師と結婚して苦労することや嫌だったことをみていきます。
平日も土日も仕事だらけ
教師と結婚して嫌だったと感じること、最たるものは教師があまりに多忙で家族との時間が減ることです。
教師は忙しい職務のため
- 宿題のチェック
- テストの準備
- テストの採点
など、勤務時間中に出来なかった(けど待ってくれない)仕事を家で行うことがあります。
働き方が見直されつつあるとはいえ、依然として残業ありきの働き方を強いられる教師の現場。
部活動の顧問をやっている場合は、土日も出勤となるため家庭の時間がほとんど取れないです。
自身で働き方改革をしないと、とてもじゃないですが定時に帰ったり土日にしっかり休みをとったりなんかできません。
パートナーが多忙すぎて、自分や家族との時間が減ってしまうのは(仕方がないと言えども)嫌ですよね。
でも、これが良かったという人にも出会ったことがあります。

と…。
子どもがある程度大きくなって手がかからなくなったら、土日にパートナーが居ない=嬉しいと感じる人は、いるのかもしれません。
また、結婚式など準備に時間がかかるようなものについてもなかなか時間を合わすことができないので苦労することが多いです。
プロポーズが終われば、結婚式まで準備に追われることでしょう。 教師は授業の他に部活動や研修、事務作業を行う機会が多いため自由に使える時間が非常に少ないです。そのため結婚式のように事前に入念な準備が必[…]
公私ともに、先生。
次に、教師と結婚して嫌だなと感じるのは、外出中に生徒と出会うこと。
特に、恋人時代(やデート時)が辛いと思います。
結婚をする予定の教師(が普段どんな仕事ぶりをしているか)にもよりますが、生徒と出会いたくないため一緒に出掛けるなら遠くの場所へ行くしかないという人もいます。
勤務先と生活圏内が近い場合が多いので、近所でお買い物がしにくいんですよね。
生徒ならまだ良いとしても、生徒の保護者と出会うこともあります。
悪いことをしているわけじゃないのですが、中には心無い親(通称モンスターペアレント)が、学校やその他の保護者に対して要らんことを言いふらすってこともあります。
デートや買い物の途中に生徒や保護者に出会ったら、いくら休日や勤務外と言えど先生の顔に戻らなければいけないです。
デートの雰囲気が壊れて、苦労することもありますよね。
教師とのデートって、それなりに苦労するものなのです。
教師だって人間です。好きな人はできるし、デートだってしたい。しかしながら教師という立場上、一般の人たちのように堂々とデートをすることが難しいケースが十分に考えられます。学校の生徒にデートの現場を目撃される可能性や、生[…]
芸能人ほどとは言いませんが、教師にオフは無いと割り切るくらいの方が、気持ちは楽かもしれないですね。
公私ともに常に教師の顔でいるべきかどうかは、普段の生徒や保護者との信頼関係で大きく変わるでしょう。
結論。子どもや家庭を最優先に考えるなら、教師との結婚はメリットが大きい
多様化の時代。
結婚に求めるものは、今後も大きく変わると思います。
そんな中。
教師と結婚して得られる幸せと、ツライことをまとめれば、こうなるんじゃないのかな?
教師の安定性を魅力に感じる人もいるでしょうが、教師と結婚してうまくいかない人は「結婚は、夫婦二人の時間が最優先だよね。」と考える人に多い気がしています。
どちらにしても、価値観の押し付けにならないようには気をつけたいものですね。
相手が教師で結婚に迷っている人は、相手への気持ちを大切にしてみて下さい。
本当に好きな人ならば、職業は気にならないハズですからね。
この記事では、「教師だけど、いい出会いがないかなぁ。」と悩んでいるあなたに向けて どうしても響きが、あまり良くない ネガティブな印象を持っている(であろう)教師にもオススメできる出会いを提供するサービスについ[…]