プロポーズが成功してから、式場選びと同じくらい悩むのが結婚指輪をどうするのか問題。
以前「教師のプロポーズ」という記事で、プロポーズのことはもちろん、婚約指輪についてまではお話ししました。
この記事では、主にプロポーズした後におとずれる悩ましい問題「結婚指輪どうするのか問題」について、実際に10年間高校の教師をしていた経験を元に
- 教師には、どんな結婚指輪がふさわしいのか?
- 婚約指輪も必要なのかな?
- そもそも結婚指輪をする教師って、多いのかな?
このような、教師をしていると何かと気になる「結婚指輪事情」について、掘り下げてお話ししていきます。
目次
そもそも、結婚指輪って必要?
「教師に相応しい結婚指輪が何か」を語る前に、結婚指輪を買うかどうかを考えてみます。
2020年以降、コロナの影響で結婚式を控えたりオンラインなどで済ます人たちも増えているようです。
しかし、結婚指輪は代替するものがありません。
結婚した証として、客観的にわかってもらえるアイテムが無いですからね。
世界では宗教的な観点から、指輪は右手にしたりネックレスをしたりする習慣がある国や地域もあるんだとか。
いっそのこと、そういったグローバリゼーションを取り入れて、指輪をなくす選択肢もこれからの時代はアリかもしれません。
とはいえ、多くの教師が
これは一般的です。
無難かどうかだけで判断するなら、その他多くの教師と同様に結婚指輪はあったほうが良いと思います。
婚約指輪は、結納をするかどうかで決まる
人によっては結婚指輪よりも「婚約指輪を用意するかどうか」で悩まれる教師もいるでしょう。
とある記事には
アンケートによると、婚約記念品があったと答えた方は 全体の70.5%いらっしゃいました。 そのうち婚約指輪を選んだ方が89.8%ということなので、全体の約6割が婚約指輪を贈っており、約4割が婚約指輪を贈っていないということになります。
引用:婚約指輪なしのプロポーズはあり?後悔しない選択をするためには
とありましたので、職種に関係なく取られたアンケートによると「既婚者の6割」くらいは、婚約指輪を用意しているようです。
ちなみに、私は用意していません。
同僚の教師数人に(今回の記事とは別で、話の流れでそれとなく)聞いてみましたが、自分で用意していた人は5割くらいでした。
要は
- 結納をしたり
- 実家での顔合わせがあったり
- プロポーズをどこかのレストランでサプライズでやったり
など、どこかでイベントがあるから(必要に迫られて)用意するってのが、本音のようでした。
繰り返しますが、私は婚約指輪を買っていません。
そして私も妻も、婚約指輪を買わなくて後悔したことはありません。
巷に溢れる記事を見るとわかりますが、「婚約指輪を買わずに後悔した」といっているのはジュエリーブランドの記事だけです。
教師の価値観で言うと、これが正解でしょう。
それでは結婚指輪に話を戻して、教師にとっておすすめの結婚指輪はどんなものなのか?詳しくみていきましょう。
教師におすすめの結婚指輪とは?
ではこれより、教師におすすめな結婚指輪をみていきましょう。
おすすめポイントは
- シンプル
- リーズナブル
- 艶消し(マット)
- ホワイトゴールド
です。
教師には、シンプルで細めの2本で10万円〜15万円程度の結婚指輪がおすすめ
教師にとっておすすめの結婚指輪はズバリ
- シンプルなデザイン
(石や派手な装飾はなし) - 男女ともに細めのデザイン
(2.0mmまたは2.5mm) - 2本で10万円〜15万円程度の費用感
(1本あたり6万円〜8万円) - 素材はプラチナかホワイトゴールド
がおすすめです。
校種によるかもしれませんが、教師は意外と手を見られる職業です。
- 板書のとき
- 生徒に身振り手振り説明しているとき
- 三者面談での書類の配布をしているとき
- 手書きで書類を書いているとき
など、自分は気にしていなくても、意外と教師の手は見られていることが多いです。
そのためあまりに煌びやかで派手なものだと、わざとらしい印象が出てきてしまいす。
また教師は、運動したり体を動かしたりすることも多いので
- 生徒を引っ掛けてしまう恐れ
- 自分自身が傷つく恐れ
- 高価なものを汚す(または傷をつける)恐れ
などなど、結婚指輪とはいえアクセサリーを身につけるときにはそれなりに神経を使ってしまいます。
そんな教師の業務を鑑みると、ベストな結婚指輪として考えられるのは
- そこまで高価じゃない
- 手に馴染む、目立ちにくい色やスタイル
こんな指輪になってしまいます。
- シンプルなデザイン
(石や派手な装飾はなし) - 細めのデザイン
(1.5mmまたは2.0mm) - 2本で15万円程度の費用感
(1本あたり6万円〜8万円) - 素材はプラチナかホワイトゴールド
個人的にはプラチナだと光沢がありすぎるので、ホワイトゴールド(女性ならピンクゴールドもおすすめ)が良いなと感じます。
もちろんパートナーと一緒に探して、二人で一緒に選んだものであればどんな指輪でも全く問題ないでしょう。
しかし、だでさえストレスフルな教師の日常に、さらにストレスが増えてしまうような要因(目立ってしまってアレコレ言われたり、傷つかないように気を遣ってしまうような心配事)は、取り除いておくに限ります。
式場などで斡旋されている指輪ショップだと、相場より若干高め
結婚式(および披露宴)を開こうとしている場合だと、その式場や会場が斡旋しているジュエリーショップがあります。
あれこれ考えるのが面倒だから、お任せにする。
ウェディングドレスやタキシードなど衣装の場合は、レンタルの手続きや当日の配送を考えると式場に斡旋してもらった業者の方が当日の負担が大きく減って楽かもしれれません。
(外部業者だと自分達で運んでこないと行けないので)
それ以外であれば(もちろん指輪も)、自分達が探したり見つけたりする方が良いでしょう。
全てのところがそうとは言いませんが、斡旋するには(式場側とショップ側両方に)相応のメリットがないと斡旋はしません。
映像制作やカメラマンなどの委託料なんかは(原価があるわけじゃないので特に)如実ですが、割高感があります。
その代わりに、ワンストップでやりとりが済みますから(結婚式の打ち合わせの時に一緒に相談できるから)、あちこち見て回る時間を買うくらいの感覚なら利用してみると良いかもしれませんね。
とはいえほとんどの教師が(私と同じように)、費用対効果を気にしたり、無駄なコストはかけたくないと考えているはずです。
そうなると、自分達でジュエリーショップを探して結婚指輪を購入した方が満足度が高くなると言えるでしょう。
ちなみにこのお店で展開されているのは、結婚指輪手作りコースで¥80,000〜¥120,000ほど。
費用を抑えつつ、思い入れのある指輪を作るのもいいのかもしれないですね。
参考:横浜元町彫金工房
教師って結婚指輪するの?必要なの?|現場経験者が語る
一番の心配事はこれでしょう。
このように言えるでしょう。
別に
- 結婚していることを明らかにしたくない
- 指輪をしたくない
など、「指輪をつける」こと自体に対して否定的な理由があるわけでは無いと言うことです。
あくまでも、「指輪をつけていることで、起こりうる被害があるから外す」ということです。
その顕著な理由が、特に運動部の顧問の立場の教師です。
運動部顧問の教師は、結婚指輪を外しがち
事実として、日本の部活動教育は(経験者・未経験者問わず)現場で実演を伴います。
そしてスポーツ選手を見たらお分かりの通り、指輪をしながら競技をされている人は本当に少ないです。
アスリートよりは気楽にできるとはいえ、運動部の顧問となれば実演をしたり生徒に模範としてやってみたりしなくてはなりません。
そんなとき、正直結婚指輪は邪魔になります。
つけたり外したりが増えれば無くすリスクも増えますので、そもそもつけないという選択肢も取りやすくなります。
教師の結婚指輪っている?いらない?|まとめ
実際に教師の立場から見た結婚指輪について、あれこれ書いてきました。
まとめると
- 教師の結婚指輪としておすすめなのは、シンプルかつリーズナブル。
(幅は2mmか2.5mm、石などはつけずに、2本で10万円〜15万円程度) - 婚約指輪を用意する教師は、イベントがある予定の人だけ。
(サプライズプロポーズ、結納など) - 教師は指輪をしない人も一定数いる。
(児童生徒を傷つけないため、運動するのに向かないため)
こんな感じです。
コロナの影響で恋愛はしにくくなってしまったようですが、それ以上に繋がりを求めるようになってきた昨今。
後悔の少ない指輪選びをしていきたいですね。