教師の恋愛を描いた作品は複数存在しますが、その中でもいくつかの小説をオススメします。
目次
ナラタージュ
最初は、「ナラタージュ」という作品です。
ナラタージュは、2006年この恋愛小説がすごい! ランキングの第1位に輝いた、島本理生さんが描いた小説。
後に映画化もされ、多くの人から人気を集めています。
ぶっちゃけて言えば、教師と生徒が卒業式の日にキスをしていたり、葉山先生 (映画では松本潤)がナヨナヨしていたりするのは、あまりにもリアルとかけ離れているな…とは思います。
しかし、恋愛の生々しさだったり微妙な心理状態を感じとれたりする内容が、とても印象深いなぁと。
一緒にいたいけど居られない、っていうのは教師と生徒の関係と似ている部分もあるし。
夜明けまで1マイル
次に、「夜明けまで1マイル」という作品です。
この小説は、若い女性から圧倒的な人気を得ている村山由佳さんが書いた小説。
村山由佳さんで人気の作品と言えば、デビュー作の「天使の卵」でしょうか。
スラスラーっと読み進められるし(もちろん)内容的にも純粋な恋愛小説って感じでよかったです。
夜明けまで1マイルは、男子大学生がとある女性大学講師に恋愛感情を抱くお話。
しかしその女性大学講師には、研修のために海外へ出張している夫がいる。
多種多様な人間関係を描いた作品で、恋の行方に切なさを感じさせるストーリーになっています。
この作品では、不倫も重要なポイントです。
とはいえドロドロした感じはなく、むしろあっさりとした青春テイストすら感じました。
若い年代だからこそ感じる、甘酸っぱさみたいなものに触れられる作品です。
教師の恋愛が描かれているオススメの小説|まとめ
2つの小説を紹介しましたが、共通している点は禁断の恋ということ。
教師同士であれば問題はありませんが、教師と生徒の恋愛は法律や条例で許されていません。
もちろん懲戒処分(多くの場合、免職)も待っていることでしょう。
でも実際に行動(犯罪)を起こさない限り、妄想することには一切問題がありません。
- 禁じられている恋
- 許されない恋
だからこそ燃え上がったり、いじらしかったり、愛しかったりするのかもしれませんね。
実際に教師が生徒に恋愛感情を持ってしまうと、辛いことの方が多いでしょう。
その疑似体験を、小説やドラマでされてみてはどうでしょうか?